「IGPI流 経営分析のリアル・ノウハウ」を読んでいます(その3):SIerは規模の不経済
続きです。
グローバルでM&Aで圧倒的なシェアを取る。勝ち負けのポイントは規模。
規模型事業は共有コストが厚い。
分散型事業は共有コストが薄い。個別要因(取引条件、立地)に依存。
外食産業は、食材仕入れが3割と付加価値率は高い。
店舗間、メニュー間の共有コストは薄い。
セントラルキッチンや広告宣伝費である程度規模の効果だが効きにくい。個店のオペレーションの工夫で決まる。
現場の細かな努力、技術、サービスの積み重ね。
顧客のセンスに合致、立地が大事。
店ごとに磨き。
立地と店長の能力、トップの才覚、例.ワタミの経営者。
SIerは規模の不経済。個別のテーラーメイド。案件間の共有コストは薄い。大きくても利益率が高くならない。
汎用パッケージを売るモデルやデータセンター事業、BPOは規模の効果がそれなりにある。
続きます。