「IGPI流 経営分析のリアル・ノウハウ」を読んでいます(その9):持続的な勝ちパターンを作れるか
続きです。
すり合わせの例、自動車、複写機。
エレクトロニクスで高収益、コンポーネント、日本電産、村田製作所、ローム、ヒロセ電機、周りの化成品。開発・生産にすり合わせが残っている。
下請けでなく世界中に売るモデル、ニッチで支配的なシェア。価格実現力、発注側の仕様でないので情報格差面で優位。不良が最終製品に与えるインパクトが大きいのでスイッチングコストが高い。
細分化され、製品群同士でも共有コストがない。シェアを高めるほうが規模の経済が効く。スモール・バット・ナンバーワン・モデル。
経験曲線、経験がものをいう。歩留まり、技術的進歩が続いている。成熟すると後発にコスト優位を奪われる。例.半導体メモリー、大型液晶パネル。
偶然の損と儲けはある。
瞬間的なビジネス機会事業。ファッション、エンタメ。
仕入れと売価が市況によるもの、不動産、金融。
持続的なメカニズムは勝ちパターンを作れるか、障壁事業。
苦しくなると一発挽回を狙いたくなる、財テク。
大当たりが出ることはあるが、持続が難しい。
本来は障壁事業で優位となること。
儲かっている時こそ要注意。
続きます。