「IGPI流 経営分析のリアル・ノウハウ」を読んでいます(その12):単価を想像できないと試算できない
続きです。
支払いサイト、回収サイト、資金ショートするのにやりくり。
加工食品、缶詰で月商3.5億、卸売り価格が180円、仕入れ156円、在庫1か月分180万個、で必要資金は156円x180万個=2.8億円
仕入れは現金払い、回収サイトが3か月だと3か月分の8.4億ないとお金が底をつく。
事務所、配送センターなど毎月の経費。
資本金1億で7.4億は借入。
BSを作る。資産はトラック大型1千万、小型2百万が20台の計5千万。
売掛金も担保にする。
内部留保を厚くして手金でやるか、現金商売で回す。
銀行に腹が立つと愚痴っていたら危険。
自己資本比率を計算する前に事業モデル。
借入金の想像で自己資金比率、在庫回転率、必要資金を見る。
まず全体観、単価や値付けに敏感になる。
コップはいくらか、水は、ネットや店で、無印とホームセンター。
詳しい人に聞く、経験しかない。オフィス賃料、コピー代。
メニューを見ながら客単価を想像する。スーパーのチラシ、不動産、
単価を想像できないと試算できない。
相場観がないと妥当か判断できない。
この仕事ならこのくらい、この作業はこの仕様ならこれくらい。イメージできないと不利になる。
コスト削減コンサルは決算書ベースで交渉。
続きます。