「ロジカル・プレゼンテーション」 を読んでいます(その11):情報に基づいてありそうな答えを探す
続きです。
何らかの情報に基づいてありそうな答えを探す。
Aさんの服装や持ち物から所得水準を推察する。
なぜベテランはお客さまの求める製品が分かるのか。
技術の課題を事前に察知できるのか。
コンサルは結論が分かるのか。
過去の知識経験、たまたま持ち合わせた情報で可能な限り推測する。
雑談しながら情報を仕入れる。
物件を説明しながら探りを入れる。
行動は会話しているだけ。
仮説出しと仮説検証が混在、違いは重要。
仮説出しの情報は広くて浅い、入手しやすい。
仮説検証の情報は、特別に集める、狭くて深い手の込んだ情報。
仮説がないのに深い調査。
精度の高い答えを求められているのにいい加減な答え。
仮説構築のステップ
1.論点を頭に入れる。
2.答えは何かを意識する。
3.多くの情報を眺める。
何か、What、Howのオープンクエスチョン。
新聞、雑誌、書籍、マーケットリサーチ、官公庁の統計、ネット、営業日報、技術分析データ、広くあたる。
精度の高い仮説をたくさん出す。
縦横の論理力を使う。
Aさんが「駅まで近くていい」と興味を示したとする。
それだけでいいのか、待ち時間、電車内の時間に気が付く。
本数が多いか、乗っている時間が短いか。
続きます。