「ロジカル・プレゼンテーション」 を読んでいます(その16):出席者の認識違いを避ける
続きです。
4.相手の特徴を把握していないため相手の論理に合わない。
相手が決める。言葉のレベルをあなたが合わせる。
例.技術部の人が役員会議で説明。
当然と考える論理が相手には飛躍して見える。
技術Aの開発に成功したので本製品は実用化できる。はなぜか分からない。
Z社の参入で競争が激しくなる。なぜか分からない。
相手に合わせてどこまでかみ砕くか変わる。
経営的な視点、相手がどんな人なのか。
着地点、今日はどこまで話をもっていくか。
提携が双方の経営にとってどんあなメリットがあるのか知りたい。と
具体的なスケジュールまで落とし込みたい。
が噛み合っていない。
ざっくばらんな議論にするのか、決定事項の報告会にするのか。
何かを決断するのか、持ち帰って検討してもらうのか。
自己主張の強い人ならじっくり議論する。
的確に考えるだけでなく、的確に伝えるを重視する。
イン/アウトの位置づけ。
出席者の認識違いを避ける。
例.現状の問題点を話し合うなら、事細かに。
合うべき姿のイメージを膨らませるなら、発想力で語る。
細かく議論するのか、自由に発言するのか。
アウトプットが明確でないとその場で答えの出ない問いに延々と時間を費やす。
続きます。