「問題解決 ― あらゆる課題を突破する ビジネスパーソン必須の仕事術」を読んでいます(その13):原因をMECEに切り分ける
続きです。
原因をMECEに切り分ける。
市場が落ち込んでいるか。
数量シェアを落としているか。
単価が下がっているか。
CD-Rは数量のシェアは変わらない。
単価は市場並みの下落率。もともと少し高い単価が市場と同等になった。
DVD-Rは自社単価は市場ほど下がっていない。
伸びる市場なのに大きくシェアを落としている。
競合より高い単価。
業務用ビデオは数量シェアも落ち、単価も市場より引いている。
ここが一番の問題。
原因は何か。
CD-Rの市場の縮小はどうにもならない。
もともと高めだった単価が下がった原因は?
差別化が困難。構造が単純だから。
昔はコンペで負けることはなかった。
最近は数量が少なくなって競合も作れる状況。
材料の調達も競合が問題なくなった。
ブランドは、昔は評価されたが、今は品質が似たり寄ったり。
自社で何とかできる余地が思いつかない。
DVD-Rが伸びていない原因は?
伸ばす方針が出ていない
出せば伸びるのか?
営業が手が回らない。
情報が入らず、他社に先を越される。
注力していればもう少しましだった。
訪問ができていないのか、提案する商品がないのか?
既存をおとしているのか、新規を取れていないのか?
既存は落としていないが、知らないところでもっとあった。
続きます。