「問題解決 ― あらゆる課題を突破する ビジネスパーソン必須の仕事術」を読んでいます(その24):大きな目的、存在意義から考える
続きです。
8.悪循環を断ち切る
レストランで利益が低下、売上が低下、原因は客を呼び込めていない。
<-店構えが古びている。
<-改修する予算がない。
<-利益が下がっている。
間違っても雰囲気の良さをアピールしたり、カップルプランを作ったりしてはならない。
味や貸し切りをアピールする。
店が古い原因が効いてこない対策を考える。
些細な違い、ボタンの掛け違いで悪循環にも好循環にもなる。
9.いくつかの原因にまとめて手を打つ
バラバラに取り組むと効果が出ない。
プレゼン能力が低い、販促資料がない。
プレゼン強化は立ち居振る舞い、販促資料はまとまりがない。
まとめて、プレゼン能力の低さをカバーする販促資料を作る。
一網打尽の対策。
あるべき姿
最も売上が大きいCD-Rは50%以上、
技術で差別化->規格品でどうしようもない、
大量供給力->市場は縮小、
打つ手なし。
既存の深堀りの視点を変えて、新事業は何をすべきか考える。
ブルーレイは、HDDになる
ダウンロード、オンデマンド、収拾がつかない。
大きな目的、存在意義から考える。
そんなことは事業部に期待していない、当社の仕事でない、は元も子もない。
記録媒体を安くて質の高いものを提供して世の中をよくしていく。
そうすると音楽配信や動画配信は対象でない。
記録、媒体は問わない、カセット、MD,FDD。
役割の期待は?
利益の他に、工場の雇用維持、製造技術の蓄積、育成。
どのメディアが有望か、
出来る範囲でいいのか、将来性でやるべきか。
具体的なデータで議論する。
続きます。