「予定通り進まないプロジェクトの進め方」を読んでいます(その5):最大の敵は、進め方に不安を感じる瞬間
続きです。
ルールブックを共有していない同士では話が成立しない。
建設、製造、ソフト開発に特化しているのはコストをかける。
プロジェクトでは計画と現実は合致しない。
ズレを定点観測するために一定間隔で集まる。
形式的で検討がされない。
計画に対する現状、ギャップ、課題の共有。
課題の対処方法のすり合わせ。
本当に難しい。全然違う話になることが多い。
先を見ず目の前のタスクに終始する。「木を見て森を見ず」。
あたりかまわずマウンティング、良かれと思ってやる。
自ら課題を発見し率先して当たる。
リーダーシップと表裏一体。
肝心なのが定例会の間をどう過ごすか。
課題を洗い出し、解決策を講じ、解決シナリオを立てる。
定例会の場でやるか、会の前に済ませるかの違いで炎上する、しない。
一つ解決する間に次の事態。
最大の敵は、進め方に不安を感じる瞬間。
不安を鎮める最大の方法は定例会が紛糾しないこと。
問題は、課題が整理されておらず、解決策も見えていない現実をメンバーに見せてしまうこと。
作業でなく、進め方が議論になる。当事者がやり玉にあげられ、論点がずれる。
オーナーの演説が始まってしまう。
続きます。