「予定通り進まないプロジェクトの進め方」を読んでいます(その6):最初から要望が完全にキャッチできることはない
続きです。
課題は要件定義ができないこと。
システムは抽象的なので、何をどう決めたらいいかの判断が難しい。
パッケージのフィット・ギャップ分析、そのまま使えるわけではない。ベンダーがうち仕様にしてくれる思考のワナ。
何が要望、要求、要件かを明確にする。
ウォーターフォールは上流の作業が完璧なら確実、そんなわけない。
最初から要望が完全にキャッチできて事業計画が書けることはない。
アジャイルは全体統合の視点・計画性がもちにくい。
手法に優劣があるのではない。
状況に応じて使い分け。
全体はウォーターフォール、部分的にアジャイルが多い。そうせざろう得ない。
「着眼対局、着手小局」、大局観。
続きます。