「コンサルを超える問題解決と価値創造の全技法 」を読んでいます(その8):市場側と商品側のどちらかをずらす
続きです。
3Cを重ねる。カスタマーもコンペチターも自社も出会っている。レッドオーシャンのど真ん中。その時点の最大市場。勝ち抜くストリートファイター。
顧客と自社が出合い、コンペチターが不在、ハネムーンゾーン。普通はない。
あってもすぐにコンペチターが入る。つかぬ間の夢。
逆にコンペチターがうまい汁を吸っているところに乗り込む。
顧客が求めているのに誰も答えを出せてない、マーケターは狙う。
顧客が存在しない、誘導できれば、プロダクトアウト。
商品を磨き上げ、顧客を待ち構える。
炭素繊維は50年雌伏。
短期志向で3Cは重なりに注目する。
5F、コンサルは使わない。何も新しいことは出ない。
マイケルポーター、競争戦略の人。パイを取り合うゼロサムゲーム。
利益を奪い合う想定、時代遅れ。
バリューチェーン、自社のことしか入れてない。Make or Buy。
アンゾフの成長マトリクス。市場と商品を両軸に、既存と新規で2x2。
左下の深堀は限界、右上の飛び地はほぼ失敗。バブルの頃のいきなり多角化でなく横か上にずらす。50%は可能性。
60年やってきた日東電工、三新活動、売上の35-40%は新製品。
工業用テープを出発点。医療用テープ。土木用の粘着テープ、仮止め、塗料を塗れる機能を加えた。一新
外科手術の仮止め、新マーケットの進出。ニ新。
喘息用テープに、薬品をしみこませた。三新。
ずらしを重ねることで思いつかない分野まで広げてきた。
市場側と商品側のどちらかをずらす。
続きます。