「本当に賢い人の 丸くおさめる交渉術」を読んでいます(その7):相手の話に関心を持つことと、ほめること
続きです。
1.スマホ量産N社からチップ1万個の注文が入った。
納期を譲れないのであれば価格の余地がある。
予算を譲れないのであればスペックや納期を交渉できる。
2.小さくて高性能なうえ故障が少ないチップの調達に苦労。
性能に自信があれば強気に進められる。
逆に安く作ることに自信があり精度が他社以下なら苦労する。
3.期限が2週間以内なら合意しようと焦りが出て譲歩を引き出しやすくなる。
4.800万の希望だが1,000万でも理系が出るのか、900万でなければ全くでないのか。
相手のボトムラインをつかんでおく。
5.相手のバトナ、合い見積もりの内容。
850万で受けると950万しかいないのでは、900で受ける交渉の確率が大きく違う。
相手が本音を話してしまうコツ。
相手の話に関心を持つことと、ほめること。
ガードが固くなる。相手が日々どのような工夫と努力をしているのか、関心を持って聞き出してみる。
他社にない強みは喜んで話してくれる。
前向きになってくれる。
続きます。