「本当に賢い人の 丸くおさめる交渉術」を読んでいます(その10):肯定してから別の条件を出すイエス、イフ法
続きです。
伝える内容よりも伝え方。
金型を配送会社に依頼、事故で壊れた。
納期に遅れて迷惑をかけた。賠償。
資金繰りの関係上100万円しか用意できない。これで納めていただけないでしょうか。
1.肯定して褒める。
2.いつも厳しい納期に協力してもらって助かっています。
品質にうるさい人が多いのでクレームが続いてしまいました。
改善方法を検討いただけないでしょうか。
2.相手の顔を立てる。
振り上げたこぶしの落とし処を作る。
謝ることと責任を認めることはイコールではない。
謝罪の言葉はコストゼロ。
3.肯定してから別の条件を出す。
ダメですではなく、分かりました。その代わりxxxx。
イエス、イフ法。
酒屋に明日までにビール1ケース4,000円で100ケースの注文。
利益がでない。
分かりました。その代わりワイン50本合わせて購入してもらえませんか。
切り口は商品(品質)、数量、価格、納期、支払い条件。
自分に利益が残り、相手も受け入れられる。
続きます。