「考える力」トレーニングを読んでいます(その5):類推の結果は信頼するに値しない
続きです。
帰納法は多くの事実から法則を導き出す。
いつも遅刻しない先生は今日も登校する。
思い込み。
親はいつまでも生きている。
恋人は心変わりしない。
会社は明日も営業する。
限りあるデータからだけで結論づけるもの。
哺乳類は胎生、カモノハシは卵で産む。
科学では帰納法の結果を仮説として、仮説を演繹し反証する。
ピザレストランで激減の原因を検証する。
90人の意見、Aが12人、Bが70人、Cが8人、Bが正しいといえるか。
日常ではしている。感化と呼ばれる。
自分が一目置く人、地位のある人が意見を発すると正しいと思う。
芸能グループの名前に濁点がないとヒットしない。
ヒロミという名前は問題を起こす。
ジンクス、歴史では真実味を帯びる。
文化が腐敗すると同性愛者が目立つ。
紀元前のソドムは同性愛者の町になり、天使の罰で崩壊。
江戸末期も同性愛者が増加し、大火が頻発。
現代日本も崩壊が近い、倫理を確立すべき。
正しさは極めて低い。
類推の結果は信頼するに値しない。
けれども何かを発想するには役立つ。
続きます。