「AI vs. 教科書が読めない子どもたち 」を読んでいます(その1):人間は100万個見ず、10個見ればわかるようになる
AI vs. 教科書が読めない子どもたち
新井 紀子 (著)
を読み始めました。
シンギュラリティ、AIが自身よりも能力の高いAIを作り出せる。
東ロボ君、AIにどこまでできて、できないことは何か。
第1次AIブーム、推論と探索、その後チェスのディープブルー。
迷路やパズルが解ける。
複雑な問題には無力なフレーム問題。
第二次AIブーム エキスパートシステム、専門的な知識に特化。
法律家は法律だけでなく常識や感情を判断。
医療診断はあいまい、数値化できない表現が難敵、しくしく痛む。
文字になっていない知識の言語化が膨大。
第三次AIブームが今。ウェブ上に大量のデータが増殖し、機械学習とその一分野のディープラーニング。
第2次までは論理、AならB、BならC,ならAならC.
論理では犬と猫を見分けられない。
統計的な手法、イチゴを見て、これがイチゴと教えてもらう。
AIは課題の枠組み(フレーム)を決めないと働かない。
課題を設定する。物体検出、写真を見せ、何が写っているか判断。
イチゴは円錐、必ずしも円錐ではない。
イチゴは赤、熟してなく薄いものもある。
人間は100万個見ず、10個見ればわかるようになる。AIはできない。必要なのがビッグデータ。最低でも万、億の単位。実用化には低コストになる時代をまった。
イチゴの画像を大量に集める。
これがイチゴと教えるデータを作る。教師データ。
どの部分に何が写っている人間が作るので労力、資金が必要。
一般物体検出は、スタンフォードのイメージネットというデータを世界中で使う。
続きます。