「ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門」を読んでいます(その12):円形の軌道にアリの集団を導くとぐるぐる止まらない
続きです。
ムダは本当にムダか。
老子の車輪の中央の穴、
なぜムダが生まれるのか。目的に合致しないもの。
売れない商品、働かない社員。手間のかかるサービス。
働きアリの集団が2:6:2の話。
円形の軌道にアリの集団を導くとぐるぐる止まらない。
ある時円を飛び出すのは働かないアリ。
ラテラルシンキングにムダは不可欠、セレンディピティはムダのストックが必要。
1950年札幌で邪魔な雪で石像を中高生が作りさっぽろ祭りになった。
黒真珠は、タヒチの珍しい真珠で需要がなかった。ニューヨークの宝石商と交渉し、法外な値段でショーウィンドウに飾ってもらったら、セレブが買い求めた。
家具屋の入り口に真っ赤なソファーをおいているのは、人が目を止めて入ってきて、ソファーを買う欲求が消えずに茶色のソファーを買っていく。アイキャッチになる。
人材をいる人、いらない人に分けるのはもったいない。できる人だけだと結果が出ない。働かない人はムードメーカーとして潤滑油になる。視点が増え、99人が気が付かないことに100人目が気づく。自動車のハンドルの遊び。
続きます。