「ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門」を読んでいます(その14):問題をあえて公表して利点にする
続きです。
マイナスをプラスに変えるには、今あるものの中に隠れた価値を見出す。欠点が他人には利点。
訳アリ商品、切り落としのカステラ、崩れたタラコ 見かけが悪いだけ。
曲がったキュウリ、本質は食べることで見た目はどうあれと言う人には売れる。漬物用の丸い樽にちょうどよい。曲がりキュウリとして売れる。
問題をあえて公表して利点にする。
元暴走族の塾講師。落ちこぼれの気持ちが分かる。道を踏み外したからアドバイスができる。
阪急の創始者小林一三は、沿線の乗客が見込めなかったので、人の集まる場所を作ればいいと、宝塚新温泉を1911年に作った。温泉にフタをして舞台にして、少女たちに歌を歌わせたのが宝塚歌劇団になった。
へんぴな場所を住宅地にして、大阪の中心地はばい煙がひどいが、環境がよいと宣伝した。
大阪-神戸間は競合の阪神が満員なのを、安くてがらがらとキャッチコピーにした。
続きます。