「コンサルを超える問題解決と価値創造の全技法 」を読んでいます(その10):マトリックスは出発点に過ぎない
続きです。
イノベーションは二律背反を超えたところに生まれる。
品質とコスト、スピードと完成度、自前主義と他力活用。
構造化に走るが出発点でしかない。
箱から飛び出す。制約がどこにあるか見極める。出発点としては意味がある。
企業は経済価値さえ追求すればよいとされてきた。
利益の一部を社会価値に使うCSRがでた。
コンプラはネガティブを食い止める。
ポーターは経済価値が目的、社会価値が手段。
ボスコンのマトリックス
横がマーケットシェア、縦がマーケットの成長率、事業ポートフォリオ分析。
負け犬、金の生る木、問題児、花形。
出発点に過ぎない。どうしていくか。
負け犬はずっと負け犬か。
チェキ、誰もいなくなった。
磁気テープはビックデータで金のなる木になった。
歴史的なもの、防犯カメラはテープ。電気代のため。
金のなる木が、まわりに成長のたねが眠っている。
繊維は金のなる木から負け犬へ、斜陽産業。
東レは成長産業と言い切る。
ヒートテックやエアリズム、花形にしていた。
花形はもっとも脆弱、競合が狙う。
オーガニックスーパーのホールフーズはamazonに飲み込まれた。
問題児は成長に歯止めをかけないと会社が傾く。
マトリクスは現在の市場を前提に、シェアと成長を固定している。先読みが必要。
デジカメは花形から問題児に落ちた。
続きます。