「実践! ロジカルシンキング研修」を読んでいます(その6):本当に言いたいことよりも一回り大きめの言葉で表現してしまう
続きです。
好きな食べ物は何かで、甘いもの、お寿司、鳥から揚げ、オムライス。
もっともハイコンテキストな答えの例、
素材、肉、魚、野菜
地域、和、洋、エスニック
味の傾向、甘いもの、からいもの、さっぱり
加工や形状が加わると少し具体的
焼肉、焼き魚、丼もの、麺類
コンテクストが下がると、具体性が高まる。
人はハイコンテクストで抽象的にやり取りしようとする傾向が強い。
本当に言いたいことよりも一回り大きめの言葉で表現してしまう。xx系、xx類など。
肉だけでもハイコンテクストなのに、肉類、肉等。無限に広がるが、本人も何となく系をつけて安心。
広く範囲をとることで安心するメンタリティ。誤解されるリスクよりも、含まれないリスクを感じる。
とにかく範囲を広げて、どうとらえるかは受け手に任せる。発信者の責任より受け手の責任にするコミュニケーションのスタイル。
行間を読め、察する、阿吽の呼吸。
誤解が生じるとつい相手が悪いと考えがちだが、伝え方が悪い。
上に立つと都合よく切り替える。漠然と指示を出して、出てきたものにケチをつける。曖昧な報告に具体的に言えという。
続きます。