ITのバイヤーが時短にチャレンジ+CPP資格受験記

ITシステム関連のバイヤーが時短で試行錯誤している様を共有したいです。時間を作って独力でCPP資格(購買・調達)に合格しました。

「高学歴なのになぜ人とうまくいかないのか」を読んでいます:不完全な状態を恐れている

 

高学歴なのになぜ人とうまくいかないのか (PHP新書)
加藤 俊徳 (著)

 を読み始めました。

ある脳番地だけ発達させ、他を鍛えていなかったから。

脳はもっと知識をと要求し続ける。成長には刺激が必要だから。

 

他者より優位に立とうとする。常に偏差値で判断。

相手の弱いところを責め、自らの優位を誇示しようとする。

言葉尻を捉えて攻撃する。

 

答えには序列がないケースがほとんど。

既に十分な完成度なのに、さらに完成度を高めようとして納期が迫っても提出しない。不完全な状態を恐れているから。

 

既知の要素を積み上げてきたので優先順位を付けられない。

 

会話は経験や思考が反映されている。

右脳が未発達で身体的特徴を言うことはない。何を考えているか分からない人に恐怖感を持つ。

自分なりのこだわりの基準が普遍性のないとき、他の人に通用しないとき。

例外を許さない。正解が複数あることは不安定。

こだわりがあると新しい可能性の足かせになる。

原理原則を展開し自分の基準を相手に押しつける。

学歴や知識だけで判断すると、知識を柔軟に取り扱えなくなり、脳全体にブレーキ。

知識欲が暴走し、中高年でうつ病に。

手の勝利速度、作業が遅い。アウトプットに時間がかかる。

 

二つの仕事が遅い。2つ頼むと一つ忘れる。

 

続きます。

 

「予定通り進まないプロジェクトの進め方」を読んでいます(その22):コブラ駆逐賞金報酬のためにコブラを養殖

続きです。

感想戦は他者の視点を持ち込むことで新たな気づきを得る。

A/Bテスト、頭の中では分からない。

中間目標達成にあってしかるべきものはあったか。

あってはならないものはなかったか。

 

コブラ効果

コブラを駆逐しようと賞金を懸けた。

養殖して出た。法律を撤回したら大量のコブラが放たれた。

あってはならないものは報酬のためにコブラを養殖。

緊急時にあるのが、「これが緊急でなくあって欲しい。」。

最悪のシナリオを描けない。

自分では中止できない。

誰かに状況を確認してもらうのが一番。

そのための記録がプロジェクト譜、アナロジーを鍛えられる。

アサーティブな態度、受け身でも攻撃的でもない。

勝利条件の違いがプロジェクトの進め方と、態度・心理を異なるものにする。

異なる勝利条件で書いてみる。

 

読了です。

プロジェクトは先を予想することができないという、できそうだが実はできないという真理を改めて認識できました。

 

「予定通り進まないプロジェクトの進め方」を読んでいます(その21):振り返りに反省はいらない

続きです。

中間目的、サービスのメインターゲットを決める。

ターゲットは誰か 閉じた質問。

どんなユーザーがたーげんとに相応しいか、だと広がり、施策の幅も増える。

 

旅順要塞攻略

中間目的に過ぎず、十分条件ではなかった。

被害が甚大なときこそ、勝利条件に遡っていれば気づくことができた。

原点に立ち返る。

 

マイクロスリップ 手にもつ動作がすり替わる、行為のずれ。

コーヒーを入れる、砂糖とミルク、と砂糖。

材料が過剰な複雑条件と必要十分な単純条件の2つで、

複雑のほうがマイクロスリップが多い。

打てる手が多様なことが、必ずしも成功を約束するものでなく、むしろうまくいかない。

失敗やまちがいと捉える必要はない。

失敗する以前の正解を探す行為。

何でこの手を打ってしまったのか後悔、能力や性格ではない。

採用した施策がうまくいかなかっただけ。

振り返りに反省はいらない。

 

自信を持てない、最初に思いついた手がいい線をいっていることがある。

この方法ではダメと思い込み逆戻りする。

あれもこれも試したいが、最初の打ち手を信じて我慢して打ち続ける。

 

続きます。

「予定通り進まないプロジェクトの進め方」を読んでいます(その20):対象を目的に応じて動かす

続きです。

文脈を変える。

チンパンジーに天井からバナナが吊り下げてある。テーブルと箱がある。

テーブルを部屋のすみにぴったりくっつけると動かせると知っていても素通りする。

知識や情報だけでは不十分。状況に合わせる必要がある。

対象を目的に応じて動かす。

どんなユーザーをターゲットに置くかで機能が変わる。

テンプレートは経験が浅いユーザーには便利。

スキルが高いユーザーには自由度が制限される。

 

定量を定性に変える。

定性を勝利条件達成時の状態を書く。

ユーザー獲得100社、1つに固執するのは失敗の原因。目標達成には他のルートや方法に気づく。

コンテンツ制作経験がない人でも記事を一人で制作できるようになる。

導入ユーザーが継続的にコンテンツを作り続けている。

テンプレートをユーザーが取捨選択できるといった状態を中間目的に設定する。

 

災害保険のパンフ

火災に限り完全に保障します。

財産の大きな損失を防ぎます。

だと前者の加入率が高い。

あいまいにせず、広げて狭める。

 

定量ー>定性の言い換え

100種類のテンプレートが出来上がっている。

を質問にする。テンプレートが100種類できあがっている?
はい、いいえや1つで答えられる閉じた質問を開いた質問に言い換える。

なぜ100本のテンプレートを作るのか。

100本のテンプレートはどんな種類が必要か。

100本のテンプレートはいつまでにどうやって制作するか。

なぜやどのように。

 

続きます。

 

 

「予定通り進まないプロジェクトの進め方」を読んでいます(その19):目的や目標を創造したり変革することは求められない

続きです。

問題を自分のものにする。

数学が分かっている人、問題のいくつかの項目を自分で動かしてみている。

自分で目標を設定して、どうしたら達成できるか考えている。

分かっていない人、何も変えてはならず、直接求められていること以外は何も求めてはいけない。

正しい求め方に従って出す以外にありえない。

教育、問題は教科書や教官から与えられるもの。

目的や目標を創造したり変革することは求められない。

マニュアルや事例への傾倒はなぜだろうをどれだろうに変えてしまう。

中間目的や施策を制約の範囲内で変化させることができる人が分かっている人。

テトリスの上級者は必要な回数より余分に回転させる。

頭の中で回転させることができなくなる。

感想戦、一人では使わない耳や口を使う。性質の見える解決方法。

HIVワクチンからタンパク質の安定化に変えた。

 

続きます。

「予定通り進まないプロジェクトの進め方」を読んでいます(その18):事実を確かめられない仮説を推論する

続きです。

アブダクション 仮説推論

全体的推論 演繹 事象を説明するための論理

拡張的推論 帰納アブダクション 事象を説明できる仮説を出す。

      経験から一般化、抽象化

意外な事実の妥当性

前提1.アメリカのマーケ手法はタイムマシン経営で流行する。

前提2.アメリカでコンテンツマーケティングが流行している。

結論 コンテンツマーケティングが流行する。

 

制作代行ビジネス

事実A X社に提案 コストでできない。

事実B Y社に提案 コストでできない。

結論 需要がない。

 

事実A 企業のページが大量に更新頻度高く制作されている。

仮説 内製した。

担当は大変だからCMSを提供しよう。

 

事実を確かめられない仮説を推論する方法。

帰納法は時間がかかる。余裕がない。

想定外を取るに足らないでなく見られるか。

想像力で仮説を立てられるか。

新規事業のための外部の人、社内から抜擢された人、プロジェクトを渡り歩く人、多くは他者から与えられたもの。

 

続きます。

「予定通り進まないプロジェクトの進め方」を読んでいます(その17):アフォーダンス、行動の可能性に気づく

続きです。

天然痘のワクチンが少ない、感染の場所に絞った。

消防士の森林火災の応用。

CMSがオーガニック化粧品メーカーに売れた。

かっことじ問題を作る。

体験したケースの名称や数字を( )にする。

( )にキーワードを入れる。

業界を超えて共通の課題が見えてくる。

同じ業界以外の施策を考え付く。

脱学習、アンラーニング。

アフォーダンス、行動の可能性に気づく。

状況や環境の側でも変化している。

環境自体にも存在している。

想定外や意外は望ましくない。アフォードされた機会ととらえてみる。

コンテンツマーケティング以外のニーズを発見。

偶然社内報をワードで作るのが大変という会話を耳にする。

気づくことができる、意味ある情報として見えてくる。

頭の中のプランが実行されるのではなく、環境から提供される事象のアフォーダンスを利用する。

 

続きます。