「実践! ロジカルシンキング研修」を読んでいます(その16):仮定と結論を分けて言語化する人はいない
続きです。
演繹法はA=B,B=CならA=C
仮定と結論を分けて言語化する人はいない。何となく仮説を立て、自覚すらない。仮説が外れても検証なんてせず、例外にしてしまう。
例.わが社の残業は多すぎる。他社はノー残業デーを導入している。わが社も導入しよう。
本当に成功していない。答えを導くために使うよりも、答えが正しいのかのチェックに使う目的のほうがよい。
根拠と結論に分けてみる。
わが社=残業が多い
他社=ノー残業デー導入
他社=残業減
他社とわが社で残業の原因が同じなら。
資料の依頼で、前回円グラフで高評価だから今回も。
チェックが必要。
前回と同じだと高評価になりにくい。同じだと評価が落ちる。
根拠と結論を見直す。
演繹法を使えるシーン
1.提案の根拠と結論に分け、根拠が事実か
2.提案をするとき、言語化
3.提案の実行後、仮説通りになったか確認、どの根拠が間違っていたか。
続きます。