成果を生み出す思考条件を読んでいます(その14):あとだしのマネジメントは部下や取引先に迷惑
続きです。
何が問題か、経験で判断しようとする、アプローチが固定化する。
問題解決の無意識のワナは、「これが問題だ」と特定するところ。
偏り、見逃した範囲が大きい。
これが問題だと思ったが、大事な問題を見逃す。
大した問題ではなかった。
当たる確率が大切。
一番最初の目的、この作業は何のためか、何のために必要なのか。
朝礼は何のために必要か?
情報共有は何のため。
今日の取り組みをみんなが知っている状態にするため。
SNS,メールでできる、いらないのでは。
あるべき姿を明確に、なっていないことや実現の障害が問題。
あるべき姿を具体化する。
あとだしのマネジメントは部下や取引先に迷惑。
上司が指示・依頼を出すときは、抽象的に支持する。
「B社の件、企画書を作ってくれ」
「企画書にもいろいろあるけれど」に気が付かない。
考えた気になっているが考えていない。部下に考えさせる。
相手が具体化してくれたものを見てから、やり直し。
具体的に考えるタイミングが悪い。
部下にやらせるより自分がやったほうが速い人は、「外圧にさらされる前に具体的に考える」ことが苦手。だから部下に指示をするのが苦手。
出てきたものを見てあれこれ言うのが、あとだしのマネジメント。無駄が多く、時間がかかる。
自分が考えていないことに気づかない。
続きます。