時短の参考としてアドラー心理学の本を読んだ:他者貢献には承認欲求を求めてはいけない
アドラー心理学の本を読んでいます。
自己への執着をやめて他者への関心に切り替える。
自己受容とは、わたしという入れ物は交換できないので、与えられたものをどう使うか。
自己肯定と自己受容の違い
自己肯定:できもしないのに、私はできると暗示をかける
自己受容:できない自分をありのままに受け入れ、前に進んでいく
肯定的な諦め、変えられないものと変えられるものを見極める
能力が足りていないのではなく、勇気が足りない
他者への信頼と信用の違い
信用:条件付き、担保付でお金を借りるようなもの
信頼:一切の条件を付けない
他者に裏切られるのでは?
裏切るか、裏切らないかを決められるのは他者、他者の課題
私がどうするかだけ考えればいい
信頼することを恐れていたら、結局は誰とも深い関係を築くことはできない。
他者貢献
他者のために自分の人生を犠牲にすることではない。
私を捨てて誰かに尽くすことではなく、むしろ私の価値を実感するため。
人間は自分の存在や行動が共同体にとって有益だと思えたときにだけ、自分の価値を実感することができる。
自分がどうやって幸福になるか
最大の不幸は、自分を好きになれないこと。私はだれかの役に立っているという思いだけが、自分に価値があることを実感させてくれる。
他者貢献は役立っているかではない。
役立っているか判断するのは、あなたではなく他者の課題。主観的に自分が感覚を持てればよい。幸福とは貢献感である。
承認欲求
承認を求めてはいけない。求めることは、他者の望みどおりの人生を歩まざろう得ない。他者から認めてもらうまでもなく、私はだれかの役に立っていると実感できればよい。
普通であることは、無能であることではない。
わざわざ優位性を誇示する必要などない。
計画的な人生など不可能
未来が予測できるような気がしてしまうのは、「いま、ここ」を真剣に生きていないから。今できることを真剣にやっていく。毎日少しでもいいからやる。今日できたことがあるはず。遠い将来の未来のために今日があるのではない。
人生における最大の嘘は、「いま、ここ」を生きないこと。「一般的な人生の意味はない」「人生の意味はあなたが自分自身に与えるもの」
続きます。