「信頼関係と動機づけの基礎」を読んでいます(その9):受容がなぜ重視されるか
続きです。
相手のことを知ることが第1歩、受容->共感が行動化されていない。
受容の目的語は何か。意見は同調。
受容とは、相手の言葉を理解して、脳に受け入れること。自分の意見や意志を伝えない。あなたの言っていることは理解しました。賛成とか反対は言いません。
主語は「あなたはxxx」。なるほどと相槌、相手に伝わらないと肯定的ストロークにならない。具体的な動作、うなずく、復唱する。
活用されない理由は、大事だという気がしないから。
受容がなぜ重視されるか。
相手が何を言おうと100%使えるから。
例.遅刻の理由は、同調はできないが、受容はできる。いいとか悪いとか意見を言わない。相手が何を言っても受容まではできる。
やり取りの質が変わってくる。この人は話をきちんと聞いてくれた。否定的ストロークの条件を満たすために不可欠。
相手のネガティブな意識や言動をポジティブに変えていく働きかけ。
間違えるとディスカウントになる。
相手の話を聞いて受容するというプロセスを省略すると否定的ストロークの条件を満たすことができない。どんなに正しいことを言ってもディスカウントになってしまう。相手が無視したり抵抗したり、ポジティブな状態に変えることができない。
Aさんに言われると反省して気をつけようと思う。Bさんに言われるとカチンときて抵抗したくなる。
続きます。