ITのバイヤーが時短にチャレンジ+CPP資格受験記

ITシステム関連のバイヤーが時短で試行錯誤している様を共有したいです。時間を作って独力でCPP資格(購買・調達)に合格しました。

短の参考として「段取り力」を読みました(その2):優先順位で組み換え

続きです。

 

完成した姿から段取りを見抜くトレーニングはいつでもどこでもできる。

 例.料理、テレビ番組、小説ドン・キホーテなど

根本的な人間性はなかなか変わらないが、段取り力は意識して練習すれば伸びる。

 

小段取り、大段取り

人によって、人生など大段取りが得意な人もいる。

逆に多くの人は、スケジューリングなど小段取りだけにとらわれがちなので、大段取りを常に意識する必要がある。

 

素材から入る、ヴィジョンから入る

例。料理で、大根と人参から料理を考える、料理が決まっていて素材を考える。

両方からトンネルを掘っていくやり方が王道。つなぐ段取りが大切。

自分がどちらが得意か気づく必要がある。

ヴィジョンはあるが打つ手がない、というのはよくある。

 

視点・切り口

資料を集める段階で、切り口があれば、100冊中3冊だけ必要と分かる。

 

優先順位で組み換え

時間切れで肝心なところにたどり着かない人がいる。与えられた順序をそのままやってしまう。

かならず組み替える。

エネルギーが朝満ちているなら、朝に仕事をもっていく。

 

大枠を抑えてから細部

絵を描くイメージ、いつ「はい終わり」と言われても絵になっているようにする。

 

シチュエーションを整えると、能力が引き出される

追い込まれれば大概のことはやれる。

時間制限なしでやるのと、5分間の時間制限でやるのでは、能率は格段に違う。

 

一度やると決めてしまうと、やるしかなくなる。

ただし、押し付けられたと感じると力が出ない。自分が納得できる状況に組み替える。

やらねばならない状況や場を設定すること。

 

会議

座り方や開催時間によって、生産性が全く違う。

 

疲れていてもできる仕事とできない仕事がある。

 

裏段取り

料理やでいう、仕込み。

例.もののけ姫のメイキングビデオ、料理の鉄人

 

倍率を変えて見る

質の違いで分ける。場所ややり方がはっきり変わる瞬間がある。

 

余計なことを考えないのは仕事が早い人の特徴

考え方をシンプルにすると、脳のエネルギーを使わない。

 

見通しの良さ

根気よく続けてブレイクする人は、見通しがよいことで楽しく続けられる。

 

ずらし重ね

出版の例で、日刊、週刊、月刊、年刊のサイクルを全部が同じ時期に重ならないようにずらす。

手帳が優れている。一週間ごとに3色色分けして四角で囲う。

手帳を一日何度も見てシミュレーションする。追い込まれていても精神衛生に良い。

 

前倒し

10月でも12月でもできるなら、10月に前倒す。

自分の得意なスタイルで仕事をするのが、一番エネルギーを発揮しやすいからヴァイタリティが生まれる。

 

読了の感想ですが、余計なことを考えないとか、前倒しするとか、他の人にも共通する考え方もあります。段取りの大切さがよく分かりましたし、訓練すれば伸びるというのは発見でした。