時短の本「1時間の仕事を20分で終わらせる」を読んでいます (その2)
続きです。
プラス思考、裸足の国に靴を売るセールスマンの話で、2つのものの見方です。
①靴を履く習慣がないので売れない
②靴を誰も持っていないので、全ての人が買ってくれる
仕事に追いかけられている人は発想の出発点が「不可能」
仕事を追いかける人は時間の質や量、使い方を自ら工夫する
アイデアは3上の法則、中国の故事で現在にも当てはまる。
馬上(電車やバスの中、孤独なので集中できる)、枕上、厠上
仕事の手順や内容を事前に想定すること
行動と思考の前後関係について、
・行動する前に考える
・行動しながら考える
・行動した後に考える
一番軽んじられるのが、3つ目で終わったらかかわらない。
だが、一日の終わりに振り返ると、気づきや発見は意外と多い。
時間を細切れにすると大損する。
例で、9-12時の間に、1時間の人と会う約束をする場合を考える。
10時に約束すると、1時間、1時間、1時間と細切れになる
9時または11時に約束すると、1対2、2対1時間にまとめられる。
細切れだと集中したと思ったらすぐに時間切れになる。
ある仕事に集中するまでに10分かかるとすると、1時間が使えるなら、集中できる時間は50分になる。
もし1時間に3つの仕事をする場合、集中できる時間は10分x3の30分しかない。これでは能率は落ちてしまう。
クレーム処理の名人は時間の使い方がうまい。
苦情が来たら、どこに改善の余地があるか聞きだす。苦情は相手のニーズであり、こちらが気が付かないヒントやアイデアが隠れている。チャンスを生かしてより多くの情報を得ようとしている。
必然的に相手の言い分をていねいに聞くことになり、信頼感が増えたりする。
一方で、ただ謝るだけの人もいる。時間を有効に活用すべき。
続きます。