「忙しさを上手に手放す思考術」を読んでいます(その4):完璧主義を止め、手早く8割を目指す
続きです。
完璧主義を止め、手早く8割を目指す。
完成までに3時間として、80~85%は1時間、次の1時間でせいぜい+10%、次の1時間で+5%と1時間当たりの生産性はどんどん低くなっていく。すべてに当てはまるわけではなく、工場のライン生産では「1時間に100個」のように時間と生産物が正比例するものもある。企画書のような知的生産には当てはまる。
プロトタイプを作る。
一発で完成品ではない。世の中には正解はない。許される時間内でベストなものを出して、揉んでもらう。
自分が作ったものを批判されたときに、自分自身が批判されたような気がして落ち込んだり、腹を立てたりしてしまう。自信と同一化。作ったものは産み落とされた子供のようなもの、ブレインチャイルド、その成長をよかったねと楽しめると気持ちが楽になる。みんなで作っていこうという気持ちだと、思わぬ道が開ける。
続きます。