「忙しさを上手に手放す思考術」を読んでいます(その5):
続きです。
やるべきことがたくさんあり過ぎる。
「あれもやりたい、これもやりたい」は有能性の証明欲求。
「どうだ、すごいだろう」という思いが潜んでいる。
「これは本当にやりたいことか」と自問する。そのためには立ち止まる時間が必要。「もう十分」とやめる必要がある。「別のを作って上にのせる」という選択肢もある。
1日に30分でも立ち止まる時間を作るだけで、全然違ってくる。
思い切った断捨離が必要で、1日24時間しかないのは決まっている。
サービス精神を発揮しすぎない。有能性の証明欲求はサービス精神が言い訳になっている。
おまけのことに力を注いで、本来向き合うべきことから逃れる言い訳になっている。
他者を喜ばせることだけに意識が向いている。他者を喜ばせる前に、あなた自身を喜ばせるべき。
今やっていることは、自己実現につながっているか。
本当に実現したいことは何か。
プラトンの言葉で「正義とはその人がたった一つだけのことをすること」
「あれもやった、これもやった」ではなく、「これをやるために生まれてきた」というものを見つける。それはサービス精神とは対極にあるもの。
続きます。