「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか」を読んでいます(その3):仕事が終わる見通しが立っていないのに質を高めるのは問題
続きです。
仕事は終わらない理由のまとめ
1.安請けおい 応用問題の例
2.ギリギリまでやらない 〆切直前は効率が低下する、睡眠不足
3.計画の見積もりをしない 開発の初期の段階の問題
マスターするとリスクが見えるようになる。「できそうかどうか」。
〆切が2週間後の仕事として、上司は2週でできると計算しているわけではない。自分で計るしかない。終わらないと思ったら早めに上司に言う。
スピードと質はトレードオフ。
質を追求して〆切に間に合わないのは本末転倒。仕事が終わる見通しが立っていないのに質を高めるのは問題。
スマホアプリは配信後アップデートを繰り返す。未完成品を売っていたのか。最初から100%の出来のものは可能か。終わったときは満足なものでも時間が経つと修正したくなる。どんなに頑張って100%のものを作っても振り返れば90%や80%に見えてしまう。
最初から100%にしようとしても徒労に終わる。
質が低くて怒られることよりも、〆切を守れないことを恐れるべき。「兵は拙速を尊ぶ」孫子。拙い戦法でも素早く進軍したほうが勝つ。
続きます。