成果を生み出す思考条件を読んでいます(その39):本質は上流の状況認識の持ち方と意図の形成の仕方
続きです。
どの段階でうまくいっていないか。
状況認識か、意図の形成か、ゴールが間違っているか、方法を考え出す思考力が足りていないか。
・本質的で難易度の高いところが、しっかりできていて、基本的な部分がおろそかな人
・基本はできていて、本質的で難易度が高いところができない人
のどちらが育てやすいか。成長期待がもてるか。
前者なのに多くの人は後者の方が高い評価になる。
基本がおろそかの多くは動機付け、ちょっとしたきっかけや状況変化で変化する。そのときがくればできるようになる。任されていないことが原因。
うまくいっていないとき、プロセスを分解してどこが原因か振り返る。
行動しない原因が状況認識や意図の形成にあるなら、まず意識付け。
グリッド(やりぬく力)は一見下流の行動が重要に見えるが、本質は上流の状況認識の持ち方と、意図の形成の仕方。
プロセス分析から結果だけを見ず、結果の出し方を分析し、アプローチを考える。
続きます。