「ロジカル・プレゼンテーション」 を読んでいます(その4):違う話を混ぜて一緒に議論する
続きです。
なぜつながらないかの原因。
1.前提条件の違い。
2.異質なものの同質化。
3.偶然の必然化。
1.前提条件の違い。
AならBの背後に、A'やA''など隠れた前提がある。
リストラ努力は限界と言うトレンド。
強みはハードなのでソフトで勝負すべきでないという検討結果の前提が理解されていない。
A社は重要顧客、自社の主要先、業界のリーディングカンパニー、将来も同じ前提。
受ける側は本当にそうなのかと思う。
就職学生が経営学を専攻なのでコンサルスキルがあるとPRしたら、本当にそうなのか。
話す前提を疑くことから始める。
方法は前提をもっていない人の話を聞く。
コンサルが社外の人である価値を出せる理由もそれ。前提がないから論理的におかしいことに気づく。
2.異質なものの同質化。
違う話を混ぜて一緒に議論する。
小売業にもいろいろある。
アパレルは差別化が大きい。
ドラッグストアは差別化しにくい。
ニーズや事業が全然違う。
「介護事業は拡大する」はすべて同質。
介護ベッド、介護ロボット、介護派遣、介護保険、一概にそうはいえない。
就職学生が「実力主義の外資で働きたい」、外資のすべてではない。
相手は同じと思っていない。
もっと細かく分ける必要はないか、問いかける。
続きます。