「問題解決 ― あらゆる課題を突破する ビジネスパーソン必須の仕事術」を読んでいます(その36):小さな問題解決を繰り返す
続きです。
工場再編、カセット売却が広まり現場の士気が下がった。
改革がどこを目指しているのか。目的やゴールを伝えれば誤解は生まれない。半分しか参加していなかったので全員が出る会議で話す。
PDCAのDはすばやく、環境変化で効果が出なくなる。
想定外が出てきたとき、何が違い、どうすればうまくいくか。
既存の取り組みを利用する。新たな会議でなく既存の会議を活用。
組織に浸透しやすい効果も。
下ネゴ、関連組織の長に話す。
「方針で決まったから」「経営からの指示で」で進む会社など存在しない。
進捗会議まで待つ必要はない。一人でやらない、状況を共有する。進んでいない箇所に対し素早く異変を察知できる。
小さな問題解決を繰り返す。2種類。
1つは部下・メンバーに割り振ったとき。
もう一つはHowが進まないことのWhere,Why,How。
DVDとブルーレイの材料を共通化する。
担当は問題解決のテーマとなる。
どこの材料が共通化されていないのが問題か。
原因はなぜか。
どうするかにつながる。
検討結果、樹脂材料で、原因は客に設計変更の承認がもらえなかったから。
対策で承認をもらう。
うまく進まない場合、2つ目の問題が登場する。
「客からの設計変更の承認が進まない」
どの客、どの製品、どの営業担当で進まないのか。原因は何か、どうするか。
大きな問題解決の中で、小さな問題解決を行うことはよくある。
続きます。