「本当に賢い人の 丸くおさめる交渉術」を読んでいます(その8):相手に合意までの期限があると分かると有利
続きです。
1日も早くフェアな条件で決着させるために。
将来のことだけ話す。過去は話さない。
交渉の目的は将来を合意すること。
過去のいきさつやトラブルは関係ない。
感情論になりがち。
将来は勘定論で語れる。
「xxは認識が違うので今後どうするか。」と提案する。
期限に敏感になる。
相手に合意までの期限があると分かると有利。
来月末までにマンションの現場に入る。
1枚8,000円なら1万枚用意できる。
今からこれだけを用意できる業者を他で探すのは大変では。
相手の話を聞く。
いつまでに契約すれば間に合うか。
納期によって単価が変わる可能性があるがお急ぎですか。
酒屋に40ダース野球なら最短で優勝が決まる日。
自分の期限を知られると足元を見られる。
営業毎月5件のノルマで今月はまだ2件。残り10日で3件とらなければ。
いつでも大丈夫と見せておく。
オフィス取り壊しで10月末までに移転、オーナーに掛け合ってもう1ヵ月先延ばしできたら強気で賃料を交渉できる。
こちらから期限を決めた方がいいケース。
相手が支払いや行為を渋っている。
やり直しを求めている。
「今週中に支払わないと営業から管理部に変わり裁判になる」
「今月中に対応できないと本部になり一存では判断できなくなり、一切譲歩できなくなる。」
続きます。