「仕事が速いのにミスしない人は、何をしているのか? 」を読みました(その12):計画でどう間違えたかを振り返る。
続きです。
伝達不良がなくならない理由
ジェスチャークイズで、上司と部下で指示内容が違う。暗黙知を理解する。言葉で表現できない知識。
新しい人が来たとき、新参には伝わらない。前からいる人には至極当然。暗黙知を形式知に落とし込む。
人の流動が少なかったかつては、暗黙知を駆使していた。流動化しているので、知識を明確に文書に落とし込む。
伝え方や言葉の選び方にスポットを当ててしまうが、大事なのは内容や概念。相手の言葉をそのまま引用するのではなく、自分流に言い変えてみる習慣が大切。表現の仕方を変えるだけで、間違いが起こっていないか確かめる。
学習不足の原因は、娯楽に費やす時間が増えた。
動機付け、楽しむ工夫が必要。
英語ならコメディのテレビを見る。
PDCAに役立つ小さなサイクルを繰り返す。
計画を間違えたとき、具体的に何がどう甘かったのか何の分析もできていない。計画を立てるとき、漫然と「xxしよう」ではなく、「いつまでに、どのくらいの力をかけて」を考える。
うまくいかなかったとき、計画でどう間違えたか、リソース配分の何がいけなかったか、相手の何を思い違いしていたかを振り返る。気分は通知表。
続きます。